この記事では2019年4月現在、Googleの検索アルゴリズムアップデート以外でSERP表示(検索順位の表示)が変更になった点、それをふまえて、今後のwebサイト運営での懸念点を数回に分けて解説いたします。
この記事を通して、今後のメディア運営のためのひとつの気付きとなるでしょう。
2019年で確認できたSERPでの変化
この項目では、SERPでどのような変化が起きているかを解説いたします。
主にカルーセル表示、飛行機やホテルでの予約表示、Googleでの旅行ガイド表示を解説いたします。
Googleで旅行を調べた際に表示されること
こちらはGoogleで「ホイアン 旅行」を検索した際に表示される画面です。
赤枠の部分に注目をしてください。こちらをクリックすると下記のような画面が表示されます。
このように旅行ガイドが表示されるでしょう。
この旅行ガイドでは下記のようなものがまとめられています。
- 都市の概要
- 都市のおすすめスポット
- 都市へのフライトの料金(渡航費)+宿泊費
- 気候
- 日程にあわせた観光プラン
- 都市の動画
上記のようなものがGoogleの検索から旅行ガイドでまとめられています。
またモバイルでは下記の画像のように表示されています。
モバイルでは特に目立っているのがおすすめスポットをブックマークするとそのままGoogle Mapsに反映されることです。
旅行の際はスマホで完結できるってすばらしいですね。
今後のサイト運営で意識しなければならないこと
サイト運営者ならば今回のような表示をされると、Googleで完結されるため自社サイトへの流入が減ることが考えられます。
そのためには、メディアの場合は今後の施策としては下記のことを意識しなければなりません。
- SNSでの拡散を意識したコンテンツ作成
- プッシュ通知などでGoogleを通さないでサイトに訪れてもらう。
- おすすめにはないスポットを提供する
Googleで完結する旅行ガイドの場合、簡素で見やすい情報を提供します。
対してwebメディアの場合は自社のサイトに訪れた場合、画像を豊富に使うなど「この島ってきれい!」といった感動を提供できます。
検索ユーザーに対しては情報
感動体験が欲しい人には物語
このような形で情報の差別化が今後のwebメディア運営では肝になると思われます。